引っ越し前に行う引っ越しの手続きですが、別の市区町村に引っ越しする場合は、転出届の手続きを先に行っておきましょう。

また、国民健康保険は、自治体を移動する時点で「資格喪失届」が必要となります。

市区町村役場に国民健康保険証を持参しましょう。

あと、印鑑登録している場合、廃止の手続きが必要です。

ひとまず引っ越し前の役場での主たる手続きはこれくらいでオッケーです。

その他に引っ越し前にしなければならない手続きには、どんなものがあるでしょうか。

まず一つにNHKに対する引っ越しの手続きがあります。

引っ越しが決まったら、NHKに連絡して引っ越しの手続きを行いましょう。

手続き方法は、NHKに電話か、NHKのホームページから行うことができます。

その際、必要となるものが、お客さま番号(領収証などに記載)、契約者氏名、現住所、新住所、転居予定日、新住所での希望支払方法等です。この手続きは忘れてしまいがちですよ。

次に、新聞・牛乳の引っ越し手続きがあります。

新聞や牛乳の配達を頼んでいる方は、引っ越しが決まったら、新聞の購読停止、牛乳の配達停止の手続きを販売業者に速やかに連絡しましょう。

また、お子さんがいる場合、転校手続きがあります。

これは、同一市区町村内(学区が変わる場合)での転校と別の市区町村の転校の二通りありますが、やることは基本的に一緒です。

まず、現在通っている学校に連絡し、在学証明書・教科書給与証明書の交付を受けます。

次に、市区町村役場に転居届を提出し、入学通知書(就学通知書)の交付を受けます。

別の市区町村への転校の場合は、転居届ではなく転出届を提出することになります。

最後に、これらの手続きを通して交付された在学証明書・教科書給与証明書・入学通知書(就学通知書)を転校先の学校に提出してください。

引っ越しで慌ただしいですがむしろ一番大事なことかもしれませんね。

引っ越し前に行う引っ越し手続き②(電気 ガス)

 引っ越しが決まったら、引っ越し前に、電力会社に連絡しましょう。

電力会社への連絡は、最悪、当日でもOKですが、余裕を持って1~2週間前までに終わらせておくようにしましょう。

基本的にその電力会社へ電話で連絡するのですが、会社によっては、ホームページからでも手続きが可能です。

ホームページでの手続きの場合、引越し日の2~3営業日前まででなければ手続きを行えませんので、注意が必要です。

そして、電気代の清算ですが、 今までにお住まいだったお部屋の電気代は、引っ越し日までの電気代を日割り計算して支払うこととなります。

多くの場合、いつも使われている口座振替かクレジットカードからの支払いで大丈夫ですよ。

ガスの手続きも基本的に、電気と一緒です。

引っ越しが決まったら速やかに手続きを行いましょう。

引っ越し前に行う引っ越し手続き③(水道)

引っ越しが決まったら水道の使用中止の手続きを行わなければなりません。

基本的には、電気・ガスと手続きは同じようなものです。

水道は、相手が民間ではなく、役場になるくらいの違いでしょうか。

水道の使用中止の手続きは引っ越しの1週間前までに行えば安心ですね。

注意しなければならないのは、相手が役場であることです。

よって、日曜・祝日は受け付けていない場合がありますので気を付けましょう。

水がでない、ということになりかねません・・・。

水道の使用停止手続きですが、水道局、または市区町村役場の水道課に電話かもしくはホームページより連絡しましょう。

そして、契約者氏名、現住所、お客さま番号(検針票に記載)、ご使用中止希望日(引越し日時)、引っ越し先の住所・電話番号を伝えればオッケーです。

引っ越していくお部屋の水道料金は、電気代等の清算と同様で、引っ越し日までの水道代を日割り計算して支払うこととなります。

これも、いつも使われている口座振替かクレジットカードからの支払いになります。